先日、再生の仕事をさせていただいた欅(けやき)の上杢の帳箪笥です。
長い間、倉庫の中でほこりをかぶったまま眠っていました。
ガラス戸の家紋入りガラスも割れていたものをもとに新しく
作らせてもらいました。
戦前、お客さんのご先祖が経営されていたお店の帳場で帳簿などを
収納していた箪笥と思います。
もちろん今の家具店にあるような既製品ではなく、使いやすいように
特注されたものです。
昔の家具職人の腕や知恵が各所に見え、大変勉強になります。
こんな仕事させてもらい大変感謝です。
また、こういう仕事を紹介していきます。